赤ちゃんの透明な鼻水はどうしたらいい?家庭でできるケアと病院を受診する目安を解説
更新日:2026/08/28
ずびずびと苦しそうなお鼻の音が聞こえたり、たらりと透明な鼻水が垂れていたりすると、「風邪かな?それともアレルギー?」「病院に連れて行くべき?」と心配になりますよね。
赤ちゃんは大人と違って自分で鼻をかむことができないため、お鼻が詰まるだけでもミルクが飲みにくくなったり、機嫌が悪くなったりしてしまいます。
この記事では、お家ですぐに実践できる鼻水ケアのポイントから、受診を判断する基準、考えられる原因や注意したい病気まで分かりやすく解説します。
赤ちゃんの透明な鼻水を和らげるための対処法

垂れてきた鼻水は、お肌がかぶれないようにこまめに拭き取ることが大切です。
乾いたティッシュで擦ると痛がってしまうため、濡らしたガーゼやおしりふきで「ポンポン」と優しく押さえてあげましょう。
お鼻の奥に溜まって苦しそうなときは、市販の鼻吸い器を使うのも効果的です。
なかなかご自身で取り切れないケースもあるので、無理をせず医療機関でしっかり取ってもらうようにしましょう。
赤ちゃんの透明な鼻水はいつまで様子見していい?病院受診の目安

透明な鼻水が出ていても、赤ちゃんがいつも通り機嫌よく過ごしていれば、まずは自宅でケアをしながら1週間ほど様子を見て問題ありません。
ただし、症状が長引いている場合や全身の状態によっては、早めに小児科を受診したほうがよいケースもあります。
自宅で様子を見て大丈夫な状態
- 機嫌がよく、笑顔が見られる
- 母乳やミルク、離乳食をしっかり食べている
- 夜も途中で起きずにぐっすり眠れている
診療時間内に小児科を受診すべき目安
- 透明な鼻水が1週間以上ずっと長引いている
- 鼻水の色が黄色や緑色っぽくドロドロしてきた
- 鼻づまりのせいでミルクが飲みにくそう、または寝苦しそうにしている
- 目のかゆみや充血、くしゃみを伴っている(アレルギー性鼻炎の可能性)
すぐに受診が必要な危険サイン
- 38.5度以上の発熱がある、または熱が3日以上続いている
- 呼吸をするたびに胸が凹む、ゼーゼーと息苦しそうにしている
- 顔色が悪く、ぐったりして活気がない
※特に生後3ヶ月未満の赤ちゃんは、お鼻が詰まるだけで息が苦しくなったりミルクが飲めなくなったりしやすいです。
「何かいつもと違うな」と感じたときは、遠慮せず早めに当院を受診してください。
赤ちゃんに透明でサラサラな鼻水が出る原因とは?

風邪の引き始め
透明でサラサラした鼻水は、風邪の引き始めによく見られる症状です。
鼻の粘膜にウイルスが付着すると、体はそれを外へ洗い流そうとして大量の粘液を作り出します。これが透明な鼻水の正体です。
この段階では熱が出ないことも多いため見落としがちですが、風邪の初期症状として出てきているケースは少なくありません。
アレルギー性鼻炎
ハウスダストやダニ、花粉などに反応して透明な鼻水が出ている可能性もあります。
アレルギー性鼻炎の場合、サラサラとした水っぽい鼻水に加えて、くしゃみを連発したり目を痒そうにゴシゴシ擦ったりする仕草が見られるのが特徴です。
風邪と違って熱が出にくく、透明な鼻水が2週間以上長く続く場合は、アレルギーが原因になっていることも考えられます。
気温差や空気の乾燥
気温の変化や空気の乾燥によって鼻水が出ることもあります。
季節の変わり目や、エアコンが効いた部屋と外気との寒暖差が大きい場所に移動すると、鼻の粘膜が刺激を受けて反射的に鼻水が分泌されます。
また、空気が乾燥していると鼻の粘膜を守ろうとして体内の水分が鼻水として出てくるため、病気ではなく環境への自然な反応として出てきている場合も多いです。
赤ちゃんの生理的特徴(鼻腔が狭く粘膜が敏感なため)
赤ちゃんは大人に比べて鼻の通り道(鼻腔)が非常に狭く、粘膜もとてもデリケートにできています。
そのため、ホコリや大人の衣類の繊維、煙草の煙といったわずかな刺激を受けるだけでも、すぐに鼻水が出てしまいます。
体調不良ではなくても、赤ちゃんの体の構造上、もともと鼻水が出やすい仕組みになっていることを知っておくと安心です。
長引く鼻水に潜む注意すべき病気

熱もないのに透明な鼻水がずっと続いている場合、先ほどお伝えした「アレルギー性鼻炎」の可能性が考えられます。
しかし、長引く鼻水を放置していると、アレルギーだけでなく鼻水の中の細菌やウイルスが周囲に広がって別の病気を引き起こしてしまうことも少なくありません。
中耳炎
赤ちゃんの鼻水で特に気をつけたいのが中耳炎です。
赤ちゃんは大人に比べて鼻と耳をつなぐ管が太く水平に近いため、鼻水に潜むウイルスや細菌が耳の奥へ届きやすい体のつくりをしています。
「頻繁に耳を触る」「機嫌が悪くて夜泣きが増えた」「一度下がった熱がまた上がった」といった様子が見られるときは、中耳炎を起こしているサインかもしれません。
後鼻漏
鼻水が前に垂れてくるのではなく、鼻の奥を通って喉の方へ流れ落ちてしまう状態を「後鼻漏(こうびろう)」と言います。
特に横になったときや寝ている間に喉へ鼻水が落ちるため、「寝ている最中や起き抜けに激しく咳き込む」「喉がゼーゼー・ゴロゴロ鳴る」といった症状が現れるのが特徴です。
岸和田市で赤ちゃんの透明な鼻水にお悩みの方「あぶみ小児科クリニック」まで

赤ちゃんの透明な鼻水は家庭でのケアで和らぐことも多いですが、1週間以上長引くときや異変を感じたら、早めに小児科へ相談することが大切です。
当院では、日本小児科学会小児科専門医である医師が、保護者の方のご不安やご質問に丁寧に向き合う診療を行っています。
「たかが鼻水で受診してもいいのかな」「もしかしてアレルギーかも」といった段階でも遠慮なくご相談ください。
お家では取りきれない奥の鼻水ケアからアレルギー治療まで適切に対応いたします。
詳しい診療内容については、小児科診療案内ページをご覧ください。
また、院内での待ち時間や赤ちゃん・ご家族の負担を減らせるよう、Web予約システムを導入しております。
予定に合わせて通いやすく、スムーズに診察をお受けいただけます。
お子さまのお鼻の症状で少しでも気になることがある方は、岸和田市にある小児科「あぶみ小児科クリニック」までご相談ください。
Webまたはお電話にてご予約・ご相談承っております。





