子供の便秘の原因と解消法|受診の目安も解説
更新日:2026/08/31
「うんちが何日も出ていない」「出すときに痛がって泣く」——お子様の便秘が心配になる保護者の方もいらっしゃいます。
子供の便秘はよくあることですが、そのままにしておくと便がたまってさらに出にくくなり、長引いてしまうことがあります。
早めに気づいて対応することで、お子様の負担を抑えながら改善を目指せることがあります。
この記事では、子供の便秘の原因やご家庭でできる解消法、受診の目安までを、やさしく整理してお伝えします。
子供の便秘とは?何日出なかったら便秘?

便秘とは、便が出にくい、または十分に出しきれていない状態をいいます。
目安として、排便が週に2回以下、あるいは5日以上排便がないことがある場合は、便秘のサインです。
ただし回数だけでなく、便が硬くて出すときに痛がる、出血する、おなかが張る、といった様子も見てあげたいポイントです。
毎日少しずつ出ていても、おなかに便が残っているように見えるときは、便秘のことがあります。
子供の便秘のサイン

次のような様子が見られたら、便秘のサインかもしれません。
ご家庭での普段の様子を思い浮かべながら確認してみてください。
- 排便のときに痛がる、強くふんばっても出にくい
- 便が硬い、コロコロしている
- おなかが張る、食欲が落ちる
- 下着に少量の便がついている(便もれ)
とくに便もれは、たまった硬い便のまわりから軟らかい便が漏れ出るもので、下痢と間違われることがあります。
下痢のように見えても、実は便がたまっているサインのことがあるため、注意してあげましょう。
気になる様子があれば、当院にご相談ください。
子供が便秘になる原因

子供の便秘は、普段の生活習慣や毎日のお通じの調子など、いくつかの原因が重なって起こることが多いです。
また、水分や食物繊維の不足、トイレを我慢するくせ、入園・入学といった環境の変化がきっかけになることもあります。
とくに、一度硬い便が出て痛い思いをすると、その痛みを怖がってうんちを我慢してしまうことがあります。
そうなると、便がもっとたまってさらに出にくくなり、便秘が長引くことにつながります。
子供の便秘を放置するとどうなる?

便秘が続くと、たまった便で直腸が広がり、便意を感じにくくなります。
すると、ますます便がたまりやすくなり、便もれや腹痛につながることもあります。
こうした状態は自然によくなるのは難しいため、たまった便を一度しっかり出して、出しやすい状態に戻してあげることが大切です。
長引く前に対応することで、お子様の負担も少なくてすみます。
ご家庭でできる子供の便秘の解消法

便秘がまだ軽いうちは、毎日の生活の中でできることから始めてみましょう。
すぐに変化が見られなくても、無理のない範囲で続けることが大切です。
食事と水分のとり方
水分をこまめにとり、野菜・果物・いも類・豆類など食物繊維を含む食品をバランスよく取り入れましょう。
ヨーグルトなど、おなかの調子を助ける食品を加えるのもよい方法です。
朝に水分をとると、腸が動いて排便につながりやすくなります。
トイレの習慣づけ
朝食のあとなど、決まった時間にトイレに座る習慣をつけると、お通じの調子が整いやすくなります。
足がぶらつくときは足台を使うと、下腹部に力を入れやすくなります。
出なくても叱らず、出たらしっかりほめてあげることが、トイレを前向きに続けるコツです。
病院での子供の便秘の治療

まずは、お子様の状態に応じて、緩下剤の服用や浣腸によって、たまった便の排出を促します。
便がたまった状態を改善したあとは、酸化マグネシウムなどの便を軟らかく保つお薬を服用し、痛みなく排便できる状態を続けていきます。
また、急に便が出なくなったときに備えて、ご家庭に浣腸を用意しておくと安心です。
必要な方には、お子様の症状や便の状態を丁寧に確認したうえで、来院時にお渡しします。
お薬や使用方法を丁寧にご説明しますので、便秘が続く場合は一度当院へご相談ください。
子供の便秘に関するよくある質問

便秘薬を使うと、やめられなくなりませんか?
「お薬を使うと、くせになってやめられなくなるんじゃ…」と心配されるかもしれませんが、医師の指示通りに正しく使えば、そのような心配はありません。
どのくらいで受診したほうがいいですか?
強い腹痛や嘔吐がある、便に血が混じる、体重が増えないといった場合は、早めの受診をおすすめします。
便秘が長く続くときや、ご家庭での工夫でよくならないときも、お気軽にご相談ください。
何科を受診すればいいですか?
子供の便秘は小児科でご相談いただけます。
気になる様子があるときは、お気軽にご来院ください。
岸和田市で子供の便秘にお悩みの方はあぶみ小児科クリニックへ

子供の便秘は、早めに気づいてお通じの調子を整えてあげることで、その多くは痛がらずにスルッと出せるようになります。
岸和田市のあぶみ小児科クリニックでは、お子様一人ひとりの様子に合わせて、毎日の生活の工夫からお薬を用いた治療まで丁寧にサポートしています。
お子様の便秘が続いて心配な方は、どうぞお気軽にご相談ください。





